『ビジネスに活用できる法則』

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今日はビジネスに活用できる法則をいくつ
かご紹介させて頂ければと思います。
中には知らず知らずのうちに使っている
ものもあるかもしれませんが、私なりに
抽出してみました。

★「パーキンソンの法則」

1958年、英国の歴史学者・政治学者
シリル・ノースコート・パーキンソンの
著作『パーキンソンの法則:進歩の追求』、
およびその中で提唱された法則です。

役人の数は、仕事の量とは無関係に増え
続けるというもの。

簡単にいうと、与えれた(または使える)
時間やお金は全部使ってしまうという
ことです。

職場において、いつも定時に帰る人ほど、
定時までに終えることを前提として仕事を
しており、慢性的に残業をしている人ほど、
残業を前提として仕事をしているという
ことになります。

★「ハインリッヒの法則」

ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒに
由来しています。

彼がアメリカの損害保険会社にて技術・
調査部の副部長をしていた1929年11月19日
に出版された論文の一説とされています。

労働災害における経験則の1つであり、
1つの重大事故の背景には、
29の軽微な事故があり、
その背景には300の異常が存在する
という法則です。

具体的には、
メディアとネットワークの発達した現代に
おいては、たった「1件」の事故やクレーム
などでも、十分に企業の存続を脅かすこと
となりえます。

このようなリスクを事前に回避することは、
経営の重要課題となってきているようです。

ハインリッヒの法則は、統計学に基づいた
数値によって算出されています。

★「2-6-2の法則」

集団が形成されると、
[2:6:2の割合で3つのグループに分けられ、
上位2割が高い収益や生産性を上げる優秀な人たち、
中位の6割は上位下位でもない平均的な母集団、
そして、
下位の2割は生産性が低い人たちである。

起源は諸説様々ですが、
松下幸之助が提唱したともいわれています。
人間だけでなく、アリやハチの社会でも
同様の現象が確認されています。

こちらは、あなたも良くご存知の

★「マーフィーの法則」

「何か間違いがおこるような要因が内在して
いる場合、それはいつか必ず表面化する」

簡単に言えば、
「起こりうるなら、それは必ず起こる」
といったものです。

・旅行をしたい時、時間があても金がなく、
金があると時間がない。
・素敵だとおもった相手程、すでに誰かの物である。
・スポーツ観戦している時、自分が席を
外している時に限って得点が入るなどです。

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★「ダラリの法則」

ダラリの法則とは、
「ムダ」、「ムラ」、「ムリ」の後ろの字
をとってダラリです。

「ムリ」「ムダ」「ムラ」をなくすには、
まずは非効率だと思われる仕事をすべて
洗い出し、この3つに分けて整理します。

そして、
その中で重要かつ緊急に対応する必要が
あるものから順に対策します。

徹底的にだらりをなくしていけば、
成果につながる時間を増やして、
成果につながらない時間を減らすこと
ができます。

★「33分33秒の法則」

時間が無限にあるのと、
「時間があと30分しかない」と思ってやる
のでは、作業効率が全く変わるからです。
33分33秒は、必ず作業に集中すると決めて
おくと「パーキンソンの法則」が作用して、
区切り無く作業をするのとでは全然効果が
異なってきます。

★「アイドマ(AIDMA)の法則」

消費者がある商品を購入するには,
5段階のプロセスがあるという意味です。

Attention(注意)
→ Interest(関心)
→ Desire(欲求)
→ Memory(記憶)
→ Action(行動)
の頭文字を取ったもので、
アメリカのローランド・ホールが提唱した
「消費行動」の仮説です。

広告やマーケティングの世界では、
基本となっていて、広告戦略を策定する
際に、参考としている法則になります。

最後に、
★「ヒックの法則」

ユーザーの意思決定にかかる時間は、
選択行為におけるエントロピー量に比例する。

単純に、メニューなどでは選択肢が増えれば
増える程、意思決定に時間がかかります。

選択肢が2つの場合、意思決定までの時間は、
凄く短い。

しかし、選択肢が増えるにつれて、
意思決定の時間は、長くなっていきます。
このことを、「選択肢の矛盾」といい、
選択肢を増やすと、何も選択しない確率が
高くなってしまいます。

なので予め、選択肢はバッサリ減らすこと
が時間を削減することに繋がりそうです。

以上、
ビジネスに活用できる8つの法則を
ご紹介させて頂きました。

あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。
いつもたくさんのいいねやコメント、
シェア頂き、ありがとうございます。

小林 修
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