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今日のお話しは、期待値です。
あまり耳なれない方も多いかと思
いますが、今回、宝くじを例に取
り上げてみたいと思います。
私は、数学好きで、以前一度この
計算を行ったことがあるのですが、
あまりにも期待値の低さに驚きま
した。
期待値とは、
一言で言ってしまうと確率の重み
で平均した値です。
投資したお金の戻ってる「見込み」
の金額をあらわしたものです。
具体的に年末ジャンボのケースを
例にとってみてゆきます。
今回販売された総額は、
28ユニット 2,000万枚
になります。
1枚300円で売られているので、
総額額は、なんと1,680億円と
なります。
もの凄い金額ですね。
当選金額と本数の関係は、
1等 | 700,000,000円 | 27本 |
1等の前後賞 | 150,000,000円 | 54本 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 5,373本 |
2等 | 10,000,000円 | 540本 |
3等 | 1,000,000円 | 5,400本 |
4等 | 50,000円 | 54,000本 |
5等 | 3,000円 | 5,400,000本 |
6等 | 300円 | 54,000,000本 |
70周年記念賞 | 700,000円 | 10,800本 |
となります。
宝くじの発売元(全国自治宝くじ
事務協議会)が準備しなければな
らない当選金の総額を計算すると。
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約810億円となります。
宝くじの発行枚数は
28ユニット×2,000万枚
= 560,000,000枚
となります。
つまり、宝くじ1枚当たりに平均
して割り当てられる当選金額は、
約145円ということになります。
あくまでも数学的な解釈ですが、
1枚当たり300円を支払って、平均
145円の当選金がもらえることを
期待する意味になります。
ちなみに
1等の当たる確率は
2,000万分の1
2等の当たる確率は
1,000万分の1
東京都の人口が1200万人位なので、
東京都の全員が購入しても
当たるのは、1人か2人の計算ですね。
こうして数字でみてみると
宝くじが当たらないな?と
実感して頂けるのかもしてません。
立場を変えてみると、
宝くじビジネスって
今回のケースでみると、
1枚販売すると毎に、155円の利益
が発生するということです。
今回のケースですと870億円の利益
ということになりますね。
これらの利益は、公共事業等に公正
に使われることになるわけですが、
宝くじを別の目線からみることで
新たな発見がありますね。
そもそも宝くじとは,夢を買うもの。
当たっている方がいらっしゃるのは
事実なので、購入に関しては個人の
自由だと思います。
わたしが今回申し上げたかったのは、
期待値という考え方が非常に重要
なので、ご参考までに。
小林 修
【小林おさむ公式メルマガ】
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