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西日本並びに日本海側のみなさん
大荒れの天気にくれぐれもご注意くださいませ。
さて、日常生活で株にご縁のない方並びに
興味のない方も、年初より、連日のように
報道される株式市場のニュースを耳に目に
されたかと思います。
今日は、相場と心理についてのお話しです。
そもそも値段(価格)というものは、
どうして決まるのでしょうか?
ものの値段(価格)は、
経済学でいう、需要と供給によって決定されます。
株式マーケットにおいても、需要と供給
すなわち、需給によって決定されています。
単純にいうと
買う人が多いと値段は上がり
逆に、
売る人が多いと値段は下がります。
一見単純なことなのですが、
これが中々上手くゆかないので、
世の中に様々な取引手法などが
販売されたり、出回ったりしています。
実際、テクニックの勉強は、必要だと思います。
そうでないと、そうしないと、
武器を持たずに戦場に出てゆくようなものです。
しかし、テクニックだけでは、勝てない要素が
相場にあります。
その理由は、マーケットは人(人間)が参加して
構成されているからです。
この人間の心理を読み解かないとマーケットでは、
上手くサバイブすることは難しいです。
顕著な例は、今週の木曜日です。
参加者の不安心理が、極限に達した状態です。
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結果的に金曜日は、トップニュースで報道される
程の暴騰となりました。
極限の状態で、まわりと同じように自分自身も
売り手に回っていると、とんでもないやけどを
追っていたことになりますね。
極限の状態ではありましたが、テクニカル的には、
売られすぎの状態ではあったので、冷静になって
買い手に回った人が、果実の実をえたことになります。
ここで言えることは、人間の心理でマーケットは
異常なまで大きくかい離してしまうことは
しばしばあります。
ビジネスにも通じる部分があると思うのですが、
ただ傍観している人は、リスクもない代わりに
リターンを得ることもないでしょう。
また、テクニックや知識をいくら沢山習得していても
実際に行動しないと、しないとリターンを得れません。
何かにチャレンジするということは、リスクを
孕んでいますが、リターンを期待してのことなので、
リスクリターンを考慮して取り組むことが重要です。
さらに、最大のピンチこそ、最大のリターンにかえる
チャンスであることも、相場は教えてくれています。
机上の経済学だけで読み解けなく、心理学と密接な
関係があるところに学びがあるように思います。
小林 修
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