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熊本・大分地震で被災した「耳が不自由」
な人は「聴こえない」ことで、危険に晒され
たり、孤独を感じている方が多いようです。
「聴覚障がい」の人は災害で危険に晒されています。
必要な『情報』が得られない。
地震などの突発的災害の時は、耳から
入ってくる情報がほとんどです。
地震についての記者会見でのテレビ映像に
おいても、手話通訳がいない。
防災無線やサイレンが聞こえにくく、
避難が遅れる恐れがあります。
実際、
東日本大震災では、情報が遅れて亡く
なられた人もいるそうです。
見た目に大きな差が無い聴覚障がい者の
方は、その事に気がついてもらえないので
フォローもおろそかになるケースが多い
とのことです。
さらに、多くの人が集まる避難所では、
困ることが多いようです。
食料や水などの配布情報が伝わらずに、
列に並んでみて初めて配給だと知る
ケースがあるようです。
熊本県にいる聴覚障害者は、高齢性難聴も
含めておよそ1万人。
そのうち、手話を主なコミュニケーション
手段としているのは約3千人いらっしゃる
とのことです。
会話には手話通訳が必要で、周囲と
コミュニケーションを取れずに適切な
支援を受けられない。
このことに一役かっているのは、
聴覚障がい者の「スピーカー役」を
果たしてくれる『ビブス』という
ベストを着ている方がいらっしゃる
ようです。
胸側と背中側に
「手話できます」
「筆談できます」
「手話通訳者」
「要約筆記者」
「盲ろう者向け通訳・介助員」
と書かれているそうです。
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災害時に聴覚障害者が避難補助や支援を
受けやすくするための専用ビブスもあり、
夜間でも見分けやすい蛍光色が使われて
いるそうです。
聴覚障がいの方にとっては、
視覚からの情報が頼りなので、
ホワイトボードはとても重宝され
重要なアイテムのようです。
避難所の目立つ場所にホワイトボード
などで、情報を簡潔にわかりやすい言葉
で伝えることが大事です。
しかし、
筆談の場合は、やり取りが煩雑なため、
健聴者とのコミュニケーションは容易
ではありません。
聴覚障がいの人を助ける便利な「アプリ」
があるのでご紹介です。
「こえとら」というアプリです。
「こえとら」
聴覚障がい者が文字入力した文を合成音声
で再生するとともに、健聴者が音声入力した
文を文字で表示できるようです。
突然の災害は自分のことで精一杯になって
しまいますが、困っている人が居たら、
聴覚障がいではないか確認して周りにいる人
が気にかけてあげたいですね。
小林 修
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