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タイトルに深い意味はないのですが、
ストレス社会の中で、心の健康を保つため
のお話しになります。
実は、ストレスには「良いストレス」と
「悪いストレス」が存在します。
言い換えれば、
自らの気持ちとコントロールの仕方で、
ストレスの質を決めるといっても過言では
ないでしょう。
克服できるぐらいのストレスならば、
良いストレスにも出来ます。
良いストレスとは、
自分を成長させるための、充実感、達成感、
満足感を得るためのストレスとも言えます。
では、
「悪いストレス」にどうやって向き合うのか?
ストレスと上手につきあっていくために、
ポイントとなるのが、
「ストレスコーピング(Stress coping)」です。
コーピング(Coping)とは 、
「対処法」「適切に対処する」という意味です。
「ストレスコーピング」とは、
ストレスの基(ストレッサー)に対して
適切に対処する方法のことで、
米国の心理学者ラザルス博士
(Richard S. Lazarus)
が考案した心理学用語です。
ストレッサーによって過剰なストレスが
慢性的にかかると心身へのさまざまな悪影響が
考えられるため、健康を維持するにはうまく
ストレスコーピングすることが必要になります。
では、具体的なコーピングの種類について
① 問題解決型(問題中心型)コーピング
問題そのものを積極的に解決しようとする
ストレス対処法が「問題解決型コーピング」
です。
問題を解決もしくは緩和させることができれば
再評価の段階にて脅威などの気持ちが減少し、
それによりストレス反応が改善できます。
② 情動処理型(情動中心型)コーピング
問題解決型に比べると消極的で、
防衛的ですが防衛機制という概念や情動中心型
コーピングの概念はストレス管理では非常に
重要といわれています。
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悲しみ、苦しみ、怒り、不満などの感情を
友人などに聞いてもらい、気持ちを整理する
などの対処です。
③ 認知的再評価型コーピング(発想の転換)
直面している困難な問題に対して、
見方や発想を変え、良い方向(前向き、
ポジティブシンキング)に考える、
あるいは、距離を置くなど、認知の仕方を
再検討して、新しい適応の方法を探す
対処行動です。
④ 社会支援(ソーシャルサポート)
探索型コーピング
上司・同僚・家族・友人などに相談したり、
アドバイスを求めたりする対処法です。
問題焦点型コーピングにつながる場合と、
情動焦点型コーピングにつながる場合とが
あります。
周囲の人からの慰めや励ましにより、
心理的な安定を得て、気持ちに整理を
つける事が大切です。
⑤ 気晴らし型コーピング(ストレス解消法)
気晴らし型というのは運動・趣味・レジャー
・カラオケ・温泉など楽しいことをして、
解消する方法になります。
趣味に没頭するのも、
良いストレス解消法のひとつです。
情動対処型のコーピングとして、
軽い運動をしたり、お風呂にゆっくりと
つかったりするなどをして、
心身のリフレッシュをすることで、
イライラした気持ちを落ち着けることが
できます。
今日は、
ストレスと上手につきあっていくための
ポイントについてご紹介しました。
上手く活用して、ストレスを軽減したいですね。
小林 修
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