『「苦手を克服」vs「得意を伸ばす」』

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子供の教育でも、受験に向けた学習でも、
社会に出た後の仕事でも、必ず悩む

・「苦手を克服」
・「得意を伸ばす」

どちらを選択するかという問題があります。

人生という限られた時間の中で、あなたは、
どちらを優先されているでしょうか?
特にわたしの場合は、愛娘が小さいので、
何に興味を示してくれるのか、様々な
ことなどに参加してみたり体験してみたりと
試行錯誤している状況です。
ここで、
「苦手を克服」「得意を伸ばす」どちらを
優先するのが効果的なのかを考察します。

人には
「得意なこと」と「不得意なこと」
があります。

この2つのポイントをどう扱うかによって、
生き方がまったく異なってきます。

理想的には自分の苦手な事を克服し、
得意なことを伸ばすという事が理想です。

数字で例えると、マイナス1がゼロになり、
さらにプラス1となって、合計2の事柄を
得た事になります。

しかし、
それにはとても時間が必要になってきます。
人生というのは限られた時間ですから、
効率というものを考えなければなりません。

短所をカバーしようとするよりも、
長所に磨きをかけていくことで、
おのずと短所が克服されていきます。

これは心理学で「特恵効果」とか、
「学習の転移」という概念で説明されています。

教育心理学には学習の転移という考えがあり、
また似たようなものとして特恵効果という
原理があります。

この2つは近い意味なのですが微妙に違います。
では、
「得意を伸ばす」が成功への近道と言われて
いる『特恵効果』とは?

教育心理学に、得意な面を活かして学習する
「特恵効果」という言葉があります。
苦手な分野をイヤイヤやるよりも、
得意とする部分をどんどん伸ばす方が、
全体としての成績が伸びるというものです。

どうしてもできない部分には目をつむって
しまうのが得策であるということです。

好きなことに自信を持ってエネルギーを
費やした方が、最大限の効果があげられます。
仕事では、苦手な事には極力手を出さない。
「嫌な事はやらない」という様な言い方を
すると悪い人の様に聞こえがちですが、
日本人は減点法で物事を考え過ぎなので、
加点法で考える習慣をつけた方がが良いです。
「出来る」という自信は全体に好影響を与えます。

教育心理学における『学習の転移』とは?

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「学習の転移」とは、
一つのことをマスターすると、
ほかのことまでマスターしやすくなるという
心理効果です。

以前に行った学習が後に行う学習に影響を
及ぼすことであり、前の学習が後の学習を
促進するときに
「正の転移(positive transfer)」
妨害するときに
「負の転移(negative transfer)」
といいます。

いくつか具体例をあげると、

ピアノを学んだことのある人が、
学んだことのない人に比べ、
その他の楽器も容易に習得できる。

中学生や高校生なら、1年生の段階から、
英語や数学など何でもよいので、
何か一つ得意 教科をつくってしまう。
そうすることによって、社会科や理科、
国語なども、自然に身に付きやすくなります。

語学で言えば、英語をマスターすると、
ほかのドイツ語やフランス語、イタリア語、
なども比較的早く身に付きやすくなります。
先にも述べた人生の時間は限られています。

最大限のパフォーマンスを発揮するには、
「得意な事」を見つけ、見つけてあげ、
伸ばす努力をする必要があります。

疲れる生き方は決まって、
「不得意を克服しようとする生き方」です。
自分に向いていないことをするのですから、
努力、根性、忍耐、時間も必要です。
無理な力ばかりが入りますから、
疲れやすくなります。

社会では「専門家」が求められている
というのに、日本の学校では「なんでも屋」
を育てようとしています。

この矛盾のため、ありのままの自分を発揮
しにくい環境になっているように思います。

自分が出来ることは、限られています。
また、得意な分野や、秀でた能力を、
それぞれ与えられて生まれてきています。

これは、見方を変えれば「使命」で、
生まれてきた意味、人それぞれの役割だと
思います。

愛娘には、早く得意分野を見つけてあげて、
伸ばしてあげることが私の使命だと感じて
います。

あなたはどのように感じられたでしょうか?

 

小林 修
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