『発想の転換から学ぶ(オフィス編)』

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今日は、私自身も経験してきたことのある
ビジネスシュチュエーシュンにおける
発想の転換の考え方についてのお話しです。

会社において、ダメな上司、もう少し過激な
表現をすると「無能な上司」といわれるひと
のもとで、仕事しなければならない環境って
たぶんに出くわすことは多いと思います。

だから、といって全否定してはいけません。
無能だからといっても上司は上司であり、
先輩であることに変わりはありません。

自分より長く勤務してきた上での経験が
あるのも事実で、学べるところは学んで
しまいましょうといったところです。
まず、
なぜ無能である上司が出世できたのか?

日本の会社の間違いに、
「プレイヤーとして一流の人は、
マネージャーとしても一流だろう」
と勝手に思い込んでしまっているところ
があるように思います。

まさに年功序列制度の「負の遺産」であり、
年数だけ重ねて実力以上の役職に就いている
ことが多いです。

たしかに、日本の企業風土は無能上司が
育ちやすい環境であることは明らかな
ようです。

また、Yesマンであればある程度の
出世なら十分可能であるということです。
今後もそうかどうかはわかりませんが。。
「ピーターの法則」によると、人はだれでも
無能になるとのことです。

ピーターの法則とは
「階層社会では、すべての人は昇進を重ね、
おのおのの無能レベルに到達する」。

つまり、ある職能レベルで優秀な人は
どんどん昇進して出世するんだけど、
あるポストでその職責がとうとう自分の能力
を超え、役割を果たせない「無能レベル」
に達し、出世もそこでおしまい。

なので、いつしか上司のポストは「無能」な
人で埋まってしまう。

実際に仕事をしているのは「【無能】レベル
に達していない人」がやってることになります。
このような環境下のもとで、
部下は「無能な上司」から学べることが
チャンスと捉えることが重要です。

無能な上司・苦手な上司の下でしか、
学べないこともあると、反面教師として
学びを得るチャンスと捉えるのも一つです。

難しい仕事でも「自分の成長につながる」
と思えば、取り組む意義を見いだせ、
モチベーションも上がります。
★部下への指示出しが下手くそな上司からは

この状況において、
あなたの傾聴力を磨くことができます。
上司からの指示出しが行なわれた後、
要点をまとめて確認することは忘れない
ように。

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傾聴とは、
相手の話を熱心に聞くということです。
相手の言葉に耳を傾けるだけで
コミュニケーション能力は飛躍的に
アップするようになります。

★部下の説明を理解できないダメ上司からは

上司への報告を行う際には、
要点をまとめて報告しないと理解して
くれないので要約力が身につきます。

要約力を身につけることで、
「自分が伝えたいこと、伝えるべきこと」
をしっかりと相手に伝えることができます。

★部下の話を最後まで聞かない上司からは

対話が生まれる仕掛けを仕事の中に
組み入れるような対話力
「巻き込み対話力」が身に付きます。

★仕事を丸投げする無責任な上司からは

自分の責任で仕事をやればたくさんの知識
と経験が自分に蓄積され判断も早くなります。

まず、
どこまで独断でしてもいいかを事前に
設定しておきます。

「自分で判断する」
「自己の判断を事後報告する」
「事前に判断を仰ぐ」という基準を、
自分の中で作り上げてゆきます。

★トラブルに対応できず使えない上司からは

論理的な思考ができるようになると、
相手の立場で物事を考えたり、
トラブルが発生した場合の問題を解決したり
する問題解決能力が身につきます。

この問題解決のスキルは、
どんな立場、職業でも共通して使える考え方
や仕事の進め方に役立つ能力です。

情報を枠組みで整理でき、本質をつかみ、
自ら考えることができるようになります。

★上司に期待しすぎないこと

多くの部下の方々は
「仕事は上司に教えてもらうものだ」
と勝手に思いこんでいます。
部下の正しい姿勢は、教えてもらうのを
待つのではなく「自分で学ぶ」こと。

別の観点からいえば、
「人間不完全の法則」をあてはめるべき
いい例でもあり、上司はあくまで上司であり、
上司の裏切りからこそ学べるものがある。

そう貪欲に捉えれば、苦難を乗り越えられます。
あなたも発想の転換を行ってみては
いかがでしょうか?

小林 修

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