『 一陽来復 』

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今日12月22日は、冬至です。
みなさんよくご存じのように、
北半球において1年で太陽の位置
が最も低くなる日。日照時間も
最も短くなる時期です。
逆に、最も高くなる夏至(6月21日)
と比較すると、東京だと4時間40分
もの差があります。
ちなみに、今日の昼の長さは9時間
50分程度です。
明日12月23日からは、1日毎に日は
長くなってゆきます。ここで冬至
を太陽が生まれ変わる日と考えて、
世界各地で冬至の祝祭が行われる
ようになったとされています。
太陰太陽暦(いわゆる旧暦)にお
いては、冬至が暦を計算する上で
の起点になります。
日本では、古くから冬至は、太陽
の力が一番弱まった日と考えられ
この日を境に再び蘇ってくること
から、「陰極まり再び陽にかえる
日」という意味で、一陽来復(い
ちようらいふく)といって、冬至
を境に運が向いてくるとされてい
るようです。

つまり、みなさんみんなが上昇運
に転じる日のようです。

少し雑学になりますが、
冬至はクリスマスのルーツとなっ
た説があります。
クリスマスは、太陽の復活を祝う
古代のヨーロッパの祝祭とキリス
トの生誕が結びついたとされて、
その年の冬至が12月25日であった
ことから、キリストの降臨日が12
月25日になったそうです。

冬至と行事について

どうして、かぼちゃを食べるのか。

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まず、冬至に、「ん」のつくもの
を食すると「運」呼び込めるとい
う説があり、これに準じているよ
うです。

具体的には、にんじん、だいこん、
れんこん、うどん、ぎんなん、き
んかんなど、「ん」のつくものを
運盛りといって、縁起を担いだよ
うです。
では、かぼちゃを漢字で書くと、
南瓜(なんきん)。
運盛りのひとつで、陰(北)から
陽(南)へ向かうことを意味します。
科学的にもかぼちゃはビタミンAや
カロチンを豊富に含んでいること
で、風邪や中風(脳血管疾患)予防
に効果的とされています。
このかぼちゃは本来夏が旬の食べ物
ですが、長期保存が効くことで、冬
に栄養を摂取するための先人たちの
知恵のようです。
最後に、柚子湯に入る風習について

柚子(ゆず)=「融通」がきく、
冬至=「湯治」。

上記のような語呂合わせから柚子湯
に入ると思われがちのようですが、
本来は、運を呼び込む前に厄払いを
するための禊だと考えられています。
昔は毎日入浴するとことがなかった
ことから一陽来復のために身を清め
るのも道理にかなっています。
柚子は香りも強く、強い香りのもと
には邪気がおこらないという考えも
あったようです。
また、実るのに長い年月のかかる柚
子は、長年の苦労が実りますように
の願いも込められているようです。

運気も上昇、今宵は柚子湯で、ゆっ
たりとリラックスしたいですね。

小林 修

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